忘却

 昨日はGround Zeroでした、どうにも頭から妹の誕生日が離れなくて、あー妹はあれなのです、2001年9月10日生まれなので、丁度前日なのですね、片一方で生命が誕生しているかと思えば、他方で多くの人命が失われていると言う、世界の縮図みたいで、怖いですね。そう、夢に出てきたんですよ、妹が、誕生日ーとか言いながら、知ってるよって返すんだけど、それっきり目覚めた。あー、祝ってないな…(苦笑)
 Ground Zero(Wikipedia;http://en.wikipedia.org/wiki/Ground_zero)と言えば、ヒロシマナガサキも忘れてはいけないけれど、WTCもそう呼ばれているんですね。高校生の時、NHKを見ていたらすぐに飛行機がWTCに突っ込む映像に変わって、あれ、なんなの、これ、って呆然としたのを覚えていますが、あれから6年経つんだ。でも、何だろう、私だけだろうか、すでに記憶が風化していってる気がする。どうしてかな、ああいう大きいことだったのに、日常の些事に追われて(些事、と言えないことでも)やっぱり人間は忘れてしまうのかな。でも今でも戦争が起こってるって忘れそうになるけれど、餓死だって難民だってエイズだって色々難問はあるけれど、何だか、終わらないよねぇ…こういうのって。人が死ぬのになぁ…、Ground Zeroと餓死と難民とエイズなどを同列にしたのは、その点では共通だったから(難民では間接か)。
 ちょっと難しい話でした。