なりたい

例えばあんな人になりたいだとか思う気持ちは一番最初に思ったときが一番真性でそれを何度も繰り返すことによって、気持ちは磨り減って本来の姿を見失い、本当になりたかったものを思い出せなくなってしまう。私は、自己言及の辛さに怯え、何度も繰り返す自己言及によって自己に懐疑的になり、折角見付けた自分というものを木っ端微塵にハンマーで崩すことしかできない。だから精神的な自分の性質は主張せず、行動の部分のみ主張するようにしている。何よりも素直にしか面接を受けることが出来ないから、いつも体当たり勝負なのだ。だから面接のあと怖くてご飯が食べられなくなるんだ。