映画

kisasage072008-09-16

おくりびと』を見に行ったら、号泣の余り声が漏れてミニタオルにマスカラ付いてた。話の内容は、納棺師の新人として働くもっくんが仕事を通して人生の再出発を果たすと言うもの。展開としては殆ど予想できるかたちで話の流れを鑑みるとそうなるしかないな、と思ってしまうけれど、人の死は予想が出来ていても泣いてしまう。それは、世の理なので。人の最期を知っているからと言って、誰かが死んだら小説や漫画のようには飽きてしまうことがないから。すぐに自分にトレースして死んだらどうしようと思ってしまった。ということは、死というものに対してその扱い方に涙を誘われたけれど、話の内容自体はそんなに特記すべき事はなかったことになる。人の死、ということを扱うことによって平坦な話を起伏あるもの、訴えてくるような臨場感を持つことが出来ている、とも言える気がする。
一緒に見に行った人(委員長と名付けよう)もボロボログスグスやっていて、二人で見終わった後、深いため息を付いてしまった。最近妙にシンクロ率の高い二人だからもう多分、シンクロナイズドスイミングもきっと高得点を取れると思うわ。
あと、キャナルに出来たコールドストーンというアイスクリーム屋さんに委員長とまぁ30分くらい並んだわけですが、まーこれの甘いこと!!アイス自身がすっごくねっとりしてて、うん、正直、あんますきじゃなかった…。31のほうが二人とも好み、で幕は閉じた。おかげで夕飯がすっごく遅くなってしまった。あへー。