朝起きたらやっぱり声でなくて困った。水分が圧倒的に足りないのだと思う。昨日わけがわからず読んでいた本*1に触発されたのかとても泣いてしまったし、化粧水とか乳液とかもうとれにとれちゃって。頭の中に響く山下達郎が優しくて春みたいな感じだったし。春が間近に迫ればLampの『木洩陽通りにて』を聴いちゃっても良いんだけれど、圧倒的に寂しさを紛らわすのは、山下達郎『僕の中の少年』、「蒼氓」だったから。毛布に包まれるような、日の光に洗われたタオルケットに抱かれるような、そんな、感じ。
風邪は順調に上がり下がり。熱は出にくいからいいけれど、いつもは鼻に負担かかってたんだけれど、なんだか運動会の次の日みたいな喉の嗄れ具合だから懐かしいなぁと思いながら真っ黒に焼けた私を想像してしまった。この前実家に帰った時に見たなぁ、中学生の頃の運動会の写真を。日焼け止めなんて知らなかった私とたくさんの友達がポスタ横で笑ってるのを。容易に想像できたのはこのせいか。

でも外は雨。いやだなぁ。クリーニングに出したスーツ取りにだとか必要なもの買いに外に出たいのに、出る気なくす。少しだけ寒い。のど飴とか買いたいんだけれど、やっぱり寝ようかな。
あ、この情緒不安定さは例のアレと風邪か。…漸く気付くなんてアホすぎる。

*1:浅田次郎鉄道員』の中の「うらぼんえ」。野梨原花南『マルタ・サギーは探偵ですか?6』