昨日、朝起きて、大学へ最終的な単位計算をしに行こうと思っていた予定を、他にもしようと思っていたことをすべて破棄したくなった。何者かに定められているような、そんな感覚がしたのだ。まず、何よりも布団を干した。太陽の息を吸ってふかふかになって欲しかった。好きな香りは、レノアハピネスおひさまの香り。太陽の香りが、一番好きだ。次にフローリングを大雑把にクイックルワイパーで拭いて、隅々は濡らしタオルでごしごし擦る。埃が多くて、抜け毛が酷い。日ごろの掃除下手、ストレスの影響か?折りたたみのソファを本棚の前に移動させて、真っ赤な曲線のテーブルを以前のソファの位置に移動。随分広いスペースが生まれた。そこで寝ながら本を読もうと新しい算段。古くなった剃刀や歯ブラシも捨てた。要らなくて積んであった雑誌も何冊かゴミ袋に入れた。ロフトだってもう少ししたら布団をそこに敷くので一応簡単に掃除。失踪していたと思っていた、古井由吉が出てくる。あなたそんなところにいたのね。バイトに行く時間が着実に迫っていってるのにも関わらず汗だらけになったことがイヤでシャワー。無くなった洗顔も捨てて、本当に昨日は色んなものを捨てる日だった。
本当に反抗的。決めたことが出来ない、寧ろ破棄したくなるこの衝動が狂ってる気がする。そんなB型典型女の残暑。