2008-09-19から1日間の記事一覧

了2

.川端康成『古都』新潮文庫 ドラマに映画になった有名な作品。あとがき、で康成はこのとき一種の危機を迎えていたと述べており、それを思い返してみれば、どうやら千重子の父親・太吉郎の隠居生活のシーンなんか、康成にそっくり、だな、と思えてしまう。戦…

.北村薫『街の灯』 昭和初期、戦前の東京が舞台の小説たちの、短編集。謎の女性運転手ベッキーさんと共に“お嬢様”である主人公・英子嬢が身近に転がる些細な謎から大きな事件へ発展するようなものまですぱっとすっきりと解決してしまう北村薫らしい話です。…

昨日委員長さんと飲みに行った後どーーーーしても甘いものが食べたくて、委員長は「栗原さんちのバナナでも食べたら?」と全く私の嗜好ど真ん中を付く助言をくれたけれど、遅くまでやっているケーキ屋さんに出会ってしまい、迷わず入店。ムハー。美味しいー…